IE9ピン留め

大殺界なんて、なんのその

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いびりの看護師

新天地の職場に不安70%と期待30%で向かう。
緊張してしまう損なタイプだ。
看護師として長年勤めた経験があっても、今度の職場は
機械操作を覚えなければいけない。いわば新人。
難しい操作方法や新たな看護知識を、
ちょっと動きの悪くなった頭に詰め込む。
目に飛び込む風景も違う。
スタッフ、患者さんの名前を全て1から覚え無ければならず、
あれもこれもと脳がパンク状態になる。 
毎日、勤務を終えてからの勉強と100名の名前の暗記を繰り返した。

今まで勤務した病院では愛称で呼ばれ、結構親しみのある
面白キャラで、上司からも信頼され勤めてきた。
人間関系のトラブルは無い。
ここでも以前と同じように友達が出来るだろうと・・思った。
でも、まず仕事を覚えるのが優先だ!

不平不満、悪口はいわず、がモットー。新人は黙々と働く・・・。
当然、わたしよりも年齢が下でも 全員が先輩。
もしも自分が先に入職した先輩であっても、入職した人には親切に、
年下には親身にがモットー。

働き出して直ぐ、何かいやな雰囲気を感じた。
女の園。男のスタッフは2人。他の12名は女。
中でも、この職種の経験があるベテラン”ゴジラ”が曲者。
ゴジラはそのあだ名のとおり ゴリラのような顔と体系と声と雰囲気。
鯨のような態度のでかさ。   ミックスすると”ゴジラ”になる。
まず、第一声は黙々と掃除する私の側に来て
ゴジラ「血液型Aでしょ?!いいわねーそれだけで几帳面とか
    言われるんだよ。
    私なんかO型はいい加減って言われるんだよねー。」
私   「O型は社交的でその場を和ましてくれるから素敵ですよ。」
    ゴジラは微笑んで去っていった。

その後、段々と仕事の内容も濃くなると失敗も多くなる。
そのたびに「リスク報告書」を書く・・これが重罪でも犯したかのようで
結構、へこむ。 
なぜ判断を誤ったか?どうしてミスを起こしたか・・と細かく報告書に書き
その後、師長に報告して説明を行う。

書き方も注意される。
「誰が何をして、途中関わった自分がどう判断して・・誰が読んでも分かるように
書いてね。」と師長に言われた。
そこで 先に関わった人の存在を記載した。それは”お局”だった。
お局は師長に「この書きかた!もっとびっしり指導が必要ですね!」
お局はゴジラと親しかった。 お局に逆らう人は誰も居ない。

ゴジラはサボりの天才。
師長が休みの時の仕事は、手抜き。無駄口ばかり。
掃除の時間は、椅子に座ったままモップももって移動。
休憩時間でもないのに休憩室に上がる。
あるとき、お菓子を食いあさっているゴジラを見てしまった。

ゴジラは人を見て態度を変える。
当然、地位の高い人の前ではへつらう。ご機嫌を取るのは当たり前。
必ず何かをほめる。リップの色が違うのにも気付くのである。
同僚でも自分よりも、控えめなタイプだと指図する、ちょっとのことを
”私が気付いてあげた!”とアピールして点数を稼ぐ。

自分よりも後に入った、控えめの新人の私には180度、豹変した。

其の一
患者の側で必要な話をしていると、ゴジラが肩を揺らしながらやってきた。
その目は 誰が見ても因縁をつけている鋭い目。
ゴジラ「あんたの受け持ちのA患者が薬~と言ったから飲ませといたでね!」
私   「ありがとうございます。・・・」
去るゴジラを見ながら 側に居た患者さんが言った。
    「あんた、いじめにあってるでしょう・・。」
私   「そんなこと無いですよ・・。」と苦笑。
     内心、泣いていた。

其の二
とても忙しく、めまぐるしく、動いているときに ゴジラが私を呼んだ。
私   「はっ!?」 誰が呼んだの??分からず、あたりを見渡した。
ゴジラ「はぁー?!とは何よ!なめとんかぁ!!」
患者が回りにいる。
ゴジラはすかさず他のスタッフに”またしてもあいつが!”と言いにいく。
こんな風にこんなところで怒鳴るなんて・・・
怖かった。      なんでそんなことで怒鳴る?
悪意を持って、生意気な返事したつもりは全く無い。

其の三
ゴジラが担当した患者のイヤホーンがないと、捜しているのが見えた。
”そういえば先週、その患者さんのイヤホーンを看護記録ファイルに
しまった”事を思い出した。
すぐ、側に行き「たしか、ここに、しまいましたよ。」 
見る見るうちに 大魔神のような顔に変貌。
ゴジラ 「何で黙っている!!私が必死に探しているのに!!」
それを、あたかも私がわざと隠して困らせたように、他のメンバーに
いいふりまいていた。

# by iso151 | 2007-04-15 23:15 | ある職場のモラルハラスメント

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